花粉症患者44名に、スギ花粉が飛び始める約1ヵ月前から、ビフィズス菌BB536粉末(1000億個/日)またはプラセボ粉末を13週間にわたって摂取してもらったところ、ビフィズス菌BB536摂取群では花粉症の自覚症状が緩和されて症状と関連する血中マーカーも改善されました。同様に、ビフィズス菌BB536入りヨーグルトを用いた臨床試験においても症状の改善作用が認められました。
ビフィズス菌BB536による作用は、in vitro実験や動物実験、臨床試験の結果から、菌体そのものによる直接的な腸管粘膜刺激作用と、ビフィズス菌BB536による整腸作用の両方によるものと推測されています。